2008年05月04日

●Museo di Storia Della Scienza

ちょっとしたコネがあり、ウフィッツィ美術館に隣接している科学歴史博物館にお邪魔してきました。

●Museo di Storia Della Scienza
http://www.imss.fi.it/

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色々とみせてもらったのですが、なかでも1613年に出版された本がすごかった。なんでもメディチ家のために作られた本らしいのですが、なんと

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3Dブックになってるんです!惑星の運行を説明するためらしいんですが、17世紀に既にあったとは・・・・・

装丁も非常に立派で質感も凄いです。

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こういうのはPCじゃ再現できませんね。本物って凄い。

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丁度『ガリレオの望遠鏡』という展示の準備中だったんですが、これも特別に見せてもらったりして、とても楽しかったです♪

●CHI2008 3日目&4日目

3日目はCourse:3D User Interface に参加。

内容はCourseなんで3DUI全般について。 Wiiリモートと3Dディスプレイが話題でした。

大体の情報は3DUIhttp://www.3dui.org/で入手可能かな?

コースノートもUPされているかと思ったけど、ないですね~(゚- ゚)


4日目の午前中はちょっとしたコネを利用してウフィッツィ美術館に隣接している科学歴史博物館に。

午後は会場に戻って引き続き聴講。しかしこの日面白かったのは一つだけ

【Finding Your Way】

●Navigation Techniques for Dual-Display E-Book Readers

e-book Reader(Sonyの電子ペーパーeBook)を本のように両面あわせにして設置。本をめくるように動かしたり、二つ折りにしてひっくり返す(実際の本やプリントアウトした資料を扱う動き)と中のページもめくれる。二つに分離できるのも面白い。

って、これも動画を見ていただいたほうが早いっす。

これを見ると、紙の本ってやっぱり使い勝手がいいんですねー。電源不要、検索性抜群、軽量、高速表示etc....

本をぱらぱらめくるようなことがe-book Readerでも出来たらいいんですけどね。

ProjetcPage

http://www.cs.umd.edu/~francois/

●CHI2008 2日目

【Physiological Sensing for Input】
●Demonstrating the Feasibility of Using Forearm Electromyography for Muscle-Computer Interfaces

muscle-computer interfaces(muCIs):electromyography (EMG) deviceを使って腕の筋肉の動きを解析、UIに使う。最初に動きを学習、SVMでクラスファイする。かなり正確!ただしOffline。センサーの改良(Wireless化、Dry化が必要)

Accuracy
 lift95%
 Tap78
 Position78
 Pressure84

リハビリなどには良いかもしれないが、一般生活での利用はないかなぁ?
センサーがブレスレットぐらいに小さく軽く手軽になれば・・・・

Project Page

http://research.microsoft.com/users/dan/muci/?0sr=a

●Improving Eye Cursor's Stability for Eye Pointing Tasks

アイトラッキングの安定性をあげる方法。force field (FF), speed reduction (SR), andwarping to target center (TC)という3つの方法を使う。

●Detecting the Direction of Listening with the EMG Signals Measured behind Ears

発表者現れず

【Sound of Music】

●MySong: Automatic Accompaniment Generation for Vocal Melodies

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ボーカルに自動的にコード伴奏をつける。
Hidden Markov Modelsがコア、Happy Factor、Jazz Factorといったジャンル指定も。Band-in-a-Boxとあわせて使うことで素人でも歌さえ歌えば曲を作れる。リンク先に動画があるので、そちらを参照してください。

MySong
http://research.microsoft.com/~dan/mysong/

【Displayful and Displayless】

●Targeting across Displayless Space

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マルチディスプレイにおけるマウスポインタの移動方法。

Stiching:ひとつのマウスがマルチディスプレイ間を移動する。ポインタが画面を移動するときにポインタがジャンプする
Ether:Stichingの欠点を改良。ディスプレイ間の物理的な距離を考慮してポインタがジャンプしないようにする。ただし、画面間のポインタの位置が見えない
Halo:サークルを使って画面外にあるポインタの位置を表示する。円弧の中心部分がポインタ位置なので分かりやすい。
Ether+Haloにすることで分かりやすくなる。


ProjectPage
http://hci.usask.ca/research/mdes.shtml

●Wedge: Clutter-Free Visualization of Off-Screen Locations

Haloの改良。Halo円弧が重なって見にくい(Clutter Problem)場合があるので、円弧ではなくWedge(くさび形)で表す。くさび底辺は円弧の一部としてもよい。Wedge同士が重なる場合、互いにシフトさせて重ならないようにする。

●CHI2008 1日目(修正)

※以前のエントリーに画像・映像を追加して修正しました
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Webサイトがタコだったり、会場のプロジェクタのセッティングが悪かったり(上下が切れてる)、プログラムが見にくかったり(Paperとそれ以外が混在しており、ペーパーのファストフォワードプレビュー時にどの発表なのか自分で探さないといけない)、インターフェースの学会なのにお粗末(´・ω・`)
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【Interactivity】
●Gamelunch: Forging a Dining Experience through Sound

テーブルに仕込んだForce/Magnetic/light sensorを使い、切る/スライス/サラダにドレッシングをかける/飲み物を注ぐといった食事中の動作を抽出して音をつける。音は物理モデルを使って合成。

University of Verona
http://www.di.univr.it/dol/main?ent=arearic&id=3&lang=en

●Remote Impact - Shadowboxing over a Distance

殴ったり蹴ったりできるスクリーンに相手を表示、動きをセンシングして格闘対戦ができる。
激しく疲れそうですが、それが目的だったりするそうで。

って、ここまでやるなら実際にスパーしたほうがいいんじゃなかろうか?

Distance Lab &The University of Melbourne
http://www.distancelab.org/projects/remoteimpact/

●Speculative Devices for Photo Display

3種類のデジタルフォトフレームを提案。
1.ドアをスライドさせると表示
2.複数の写真を移動させながら表示、タッチスクリーンで動きを制御。選択した写真の拡大表示や関連した写真を表示したり
3.暗いところに置くと非表示、明るいところに置くと表示。

うーん・・・・???

●Tangible-3D: Hand Shaking Model

フォースフィードバックのグローブを使って離れた場所にいる人と握手する。
離れたところにいる人の手をステレオカメラで位置・形状解析、フォースフィードバックグローブで再現する。

大掛かりになるのが難点ですなぁ。デバイスを体につけるのも嫌だし。


【Post-WIMP】
WIMP:Window Icon Menu PointingDeviceだそうです(知らんかった)

●Inflatable Mouse: Volume-adjustable Mouse with Air-pressure-sensitive Input and Haptic Feedback

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スリムマウスにエアバルーンを組み合わせ、ポータビリティとユーザービリティを両立。さらに、圧力センサーを入れることで、タンジブルな入出力デバイスとしても利用可能。
 ・マウスに圧力をかけることで地図拡大縮小/スクロール、筆圧センサーとしても。
 ・アプリ側の反応をマウスに伝え、フォースフィードバック的に使える。
 ・2秒で膨らむ、膨らんでないときはPCMCIAスロットに収納可能。

これはシンプルですが面白いですね、ありそうでなかった感じ(・∀・)
どうやらSIGGRAPH07でTranspenをE-Techに出展していたグループらしい。

http://designmedia.kaist.ac.kr/

●MightyTrace: Multiuser Tracking Technology on LC-Displays

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LCDにIRセンサを挟み込み、IRポインタでポイントして位置を取得
複数のポインタに対応し、また、タッチスクリーンと違いポインタを話しても大丈夫+離した距離も取得できる。
レスポンスが早い、ペンだけでなく物体のトラッキングも可能。
3mm精度、6本のペンまでトラック可、$3000/平方メートル

EDT07にも似たようなのがありました。

●Quickdraw: The Impact of Mobility and On-Body Placement on Device Access Time

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携帯の収納場所とアクセスできるまでの時間に関する考察。腕/ポケット/尻側のホルスターで比較すると最速は腕。ポケットと尻ホルスターの場合、携帯にアクセスする時間(携帯のロックを解いて使用可能になるまでの時間)のうち78%が収納場所から使用場所に持ってくる時間だった。

内容はともかく、パワポの作りかたがよかった!
携帯電話関連の仕事している人には興味深い内容かな?


【Touch and Target Selection】

●Escape: A Target Selection Technique Using Visually-cued Gestures

モバイルデバイスのような小さな画面で使いやすいタッチパネル用のインターフェース。指で押しにくいほど小さなアイコンでも、指をスライドする方向を組み合わせることで選択が容易になる。

●Rubbing and Tapping for Precise and Rapid Selection on Touch-Screen Displays

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従来のマルチタッチでは2本指を使って拡大縮小してたけど、これはジェスチャー認識で指一本で拡大・縮小ができる。

こちらに動画あり。
http://www.csc.kth.se/~alx/

【Improved Video Navigation and Capture】

●Video Browsing by Direct Manipulation (Page 237)

新たしいスタイルの動画の鑑賞方法の提案。従来はタイムバーをドラッグすることで再生・巻き戻しを制御していたが、これを画像中のオブジェクトをポイントしてドラッグすることで動画の再生・巻き戻しができるようにしている。
SHIFT・OpticalFlowを駆使して動いている物体を抽出、移動する軌道を抽出し、relative flow draggingという新手法でオブジェクトを直接ドラッグして再生・巻き戻しできるようにしている。

新しい概念っていいですね☆彡

DimP - A Direct Manipulation Video Player
http://www.aviz.fr/dimp/

●DRAGON: A Direct Manipulation Interface for Frame-Accurate In-Scene for Video Naviation

上と同じような研究。って、こっちはAward受賞・・・・なんですが、プレゼンを見る限りDimPのほうが見せ方がウケがよかったです。

DRAGON
http://hci.rwth-aachen.de/dragon


【Kid's Stuff】
●Playful Toothbrush: UbiComp Technology for Teaching Tooth Brushing to Kindergarten Children

ビジョンベースのトラッカーで歯ブラシのモーションを抽出、歯磨きゲームと組み合わせ、子供の歯磨きを助ける。歯磨きゲームは磨いた歯がわかるようになっており、きちんと磨けるたびに音楽が鳴り、子供に正しい歯磨きの方法を楽しみながら教える。

非常に実践的な研究、個人的にはベストアワードを送りたい。理論もいいけど、世の中に直接役立つ研究っていいですね。